革つくブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はこれからレザークラフトをはじめたい方のために、どんな道具を最初に準備するべきかを書いていきたいと思います。
レザークラフトに使う道具は値段もピンキリで上をみたらキリがないので、現役レザークラフターであるSUSが実際に使っている道具の中でも使用頻度が高い物を紹介していきたいと思います。
SUS愛用品は道具の名前をコピーして検索すれば愛用品と同じ物が出てくると思いますが、自分で探すのが面倒な場合は楽天市場のリンクを貼っておきますのでそちらからご購入ください。※楽天最安値を掲載しているわけではなく、出来るだけ一つのショップでまとめて購入できるようにリンクを貼ってあります。もし最安値でのご購入をご希望の場合は商品名で検索してみてください。
カッター
革を切るために必要なので必須アイテムの一つです。
革包丁でもいいのですが、革包丁は普段から使い慣れていないと細かい作業がとても難しく、切れ味が落ちるたびに砥がなければいけないので、最初はメンテナンスも楽なカッターをお勧めしています。※カッターを選ぶ際は大型刃(18mm)の装着できる物を選んでください。
ただ革包丁にも便利な部分は沢山あるので余裕があれば1本は持っておきたい所です。
・OLFA 特専黒刃(大) 10枚入
|
カッターマット
刃物を使う際に必ず必要になるので作業スペースに合わせて出来るだけ大きめの物を選びましょう。
レザークラフト用の厚手のビニールマットもありますがマットは消耗品なので手に入りやすいカッターマットの方が取り扱いやすいです。
銀ペン
革にパターンをトレースする為に必要です。文房具の銀色のペンではなくレザークラフト専用の物があるのでそちらを準備して下さい。
モデラ
タンニン鞣しの革など表面が硬い革などに線やポイントをつけるのに使用します。片方の先端が細く反対がヘラ状になっているものが使いやすいです。
鉄筆
ポリヘッド槌or木槌
ポンチや目打ちを使って穴を開けるために使います。ポリヘッド槌の9オンスが重さのバランスがとれていて男女共にオススメです。槌の重さが重いほど穴を開けるのに力はいりませんが、たくさん穴を開けるときは軽い槌のほうが疲れないのでバランスのいい槌を選んでください。
目打ち
手縫いで縫う際の下穴を開けるための道具です。平目と菱目がありますが一般的には菱目打ちで手縫いの穴を開けているクラフターさんが多いと思います。SUSは平目打ちのほうが好きなので平目打ちばかり使っていますが、これからそろえる場合は菱目打ちを購入した方がいいと思います。購入の際の注意点は目打ちには刃の巾と刃の本数に種類があるのでご注意下さい。あまり大きな物を作らない場合は菱目打ち3mm巾の1本目、2本目、4本目の3本を揃えておくと良いでしょう。
・平目打ち 2mm巾 1本目、4本目
・平目打ち 3mm巾 1本目、2本目、3本目
|
ゴム板
手縫いをする場合かなり頻繁に使うことになるのであまり小さな物ではなくしっかりと安定感のあるサイズを選ぶようにしましょう。
定規
マス目があり3mmの線が引けるガイドがついている定規がお勧めです。長さは小物用に30cm位までの物と、大物用に50cmの物があると作業が捗ります。
・ステッドラー 定規 方眼 カッティング 50cm 962 06-50
|
ボンド
ゴムのりと白ボンドと呼ばれる樹脂系のボンドがありますが、ゴムのりは慣れれば使いやすいのですが、粘度を調整するのに有機溶剤を使用しなければならず扱いが難しいので、最初は白ボンドがお勧めです。
接着の強度はゴムのりの方が強く接着力が持続するので、複雑な作品や量産するような物を作る場合はゴムのりがオススメです。
・サイビノール100番 80ml[クラフト社] (白ボンド)
・パワーエース 速乾アクリア 200g (白ボンド)※ホームセンターなどで気軽に買えます。
|
ジラコヘラ
レザークラフト専門店などで購入できますが、直接現物を見たい場合はホームセンターにも売っているので、現物を見ながら好きな大きさや硬さの物を選んでください。ボンド塗りに慣れるまでは固めの方が扱いやすいです。
ローラー
革をボンドで接着した後に圧着するのに使用します。レザークラフトではボンドで仮止めしてから縫うまでにする作業が多いので、途中で外れてこない様にしっかり接着することはとても重要です。
手縫い針
手縫いをする為に必要な針です。短い針や長い針、丸針、すくい針などありますが、最初は手縫い針だけでも困る事はないと思います。
・協進エル 手縫い用 丸針 細
|
手縫い糸
革を縫う際に必要な手縫い用の糸です。麻糸やポリエステル素材の糸が使われます。麻糸の場合は自分でロウを塗りこむ必要がありますがポリエステル素材の糸は最初からロウが塗ってあります。
有名なシニュー糸は糸が撚っていないため自分で割いて好みの太さの糸を作ることが出来ます。それがいいところでもあるのですが毎回撚って作るのが面倒な場合は同じポリエステル素材のビニモの手縫い糸がオススメです。
ビニモの糸は工業用ミシン用の糸もあるのでそちらと間違えないように注意してください。
糸の色は使いたい皮革の色に合わせて何色か持っておくといいと思います。どんな皮革を使うか決まっていない場合は生地や白系の糸を買っておくと使い勝手が良いでしょう。
糸切りバサミ
縫い糸を切るのに使用します。切れればハサミでも良いのですが、縫いどまりの始末などは糸切りバサミのほうが圧倒的に切りやすいので最初に揃えておきましょう。
ヘリ落とし
革のカドを落とす道具です。ヘリ落としをするのとしないのでは作品の仕上がりや使いやすさに大きな違いがあるので、ぜひ購入しましょう。自分で研ぐ事で切れ味を保つ事ができます。
ハトメ抜き
革に穴を開ける為の道具です。細かくサイズ分けされているので、最初に使用頻度の高いサイズを揃えておいて必要に応じて揃えていく事をオススメします。
・小カシメ用:8号・バネホックNo.2用:10号・大カシメ:12号No.300ハトメ用:15号の四本があれば穴あけで困る事はほとんど無いでしょう。
ホームセンターやウェブサイトで売っている激安品はレザーメーカーが販売している物より安価ですが使いにくかったり、切れ味が極端に悪かったりするので、使用頻度が高い物はレザーメーカー製のハトメ抜きを選んだほうが作業効率は良くなります。
打ち棒
革をカシメる時に使う道具です。カシメ金具ごとに専用の打ち棒が必要になるので必要に応じて揃えておきましょう。
最初は使用頻度の高い・カシメ打ち 小(小カシメ用)・カシメ打ち中(中カシメ用)・ホック打ち 小(バネホックNo.2用)・ジャンパーホック打ち 小(ジャンパーホック7060用)の四本を購入しておきましょう。
・ジャンパーホック打ち 小
打ち台
カシメを打つ際に使う金属製の台です。机や木の上ではカシメは上手く打てないので必ず1つは必要です。
カシメのサイズごとに凹みがついている万能打ち台がコンパクトで使い勝手が良く最初の打ち台にはピッタリです。
ディバイダー
目打ちを打つガイドを引くために使用します。革のコバに合わせてなぞる事で革にキズをつけてガイド線を引く事が出来ます。
先端を替えるだけで線引きと溝切りの両方が出来るプロ・ステッチンググルーバーもオススメです。
・プロ・ステッチンググルーバー
|
トコノール
コバ(断面)や革の床面(裏側)の仕上げに使用します。半乾きの時に柔らかい布などでこすると毛羽立ちを抑えることができます。
コバをきれいに仕上げる為にトコノール、CMC、NTドレッサー、サンドスティック、エッジスリッカーを使います。
CMC
革のコバや床面を仕上げる為の処理剤です。CMC10gに熱湯200ccで溶き、半日置いておくと透明なゼリー状になるので、それをコバ面や床面に塗りこんで使用します。
コバをきれいに仕上げる為にトコノール、CMC、NTドレッサー、サンドスティック、エッジスリッカーを使います。
革のコバを荒らしてCMCを浸透しやすくする為に使用します。荒めにヤスる為に目が詰まりにくいNTドレッサーを使い、仕上げ前にサンドスティックを使用します。更に細かく仕上げる場合は紙やすりを使用してください。
コバをきれいに仕上げる為にトコノール、CMC、NTドレッサー、サンドスティック、エッジスリッカーを使います。
・クラフト社 革工具 サンドスティック 荒目 18cm 5枚入り
|
スリッカー
革のコバをこすって磨く為の道具です。硬く密度のある木材を使用しています。コバ磨きを頻繁に行う場合は安価な物ではなく黒檀を使用しているエッジスリッカーを使用したほうが光沢を出しやすいです。
※協進エルのエッジスリッカーも欠品中なのでコーンスリッカーのリンクに変更いたしました2023/05/31